「ストップガンキャラバン隊」の前身名は、「アメリカ合衆国における射殺
事件被害者遺族の会」。1994年9月に発足。前身名が表わすように様
に、米国で息子を失った4家族(砂田 松浦 伊藤 服部)が集り、銃事件
が海外で勃発した時の日本政府の対応改善を要求しするとともに、日本
国内でも多発するようになった銃犯罪に対し啓発をしていくこと、また米国
の銃規制団体と連携し、日本から米国の銃規制を支援していくことを目的
としている。
その後国内の銃犯罪で家族を奪われたものも含め「銃犯罪撲滅のため
の市民運動の会」と改名。
1996年11月7日、警察庁の後押もあり、ガーデイアンエンジェルズ、館
高校と桜美林高校そして福岡ふた葉高校などの有志なども加わり、より
広い範囲のメンバーで「ストップ・ガン キャラバン隊」が発足。正会員と賛
助会員よりなる。
「ストップ・ガン・キャラバン隊」ホームページ
キャラバン隊の功績
・ 1996年8月、「bitch」のロゴと女性の頭部に銃をつきつける図柄の絵
つきの商品に対し各取り扱い会社に抗議して阻止。
・1998年11月、射撃ツアーに関する自粛願いをし、日本旅行業協会自
粛を承諾。
・1999年3月12日、砂田向壱氏を含む米国人の遺族6人と被害者1人が、
銃器メーカーを相手取り、「過剰な生産と販売で、ブラックマーケットに違法
な銃があふれて犯罪者らの手に渡り、一般市民に被害を与えた。」と訴え勝
訴。銃器メーカーの過失責任をみとめさせる。